家づくりの良き「相棒」をみつけよう

手順4.の「土地探し」の検討に合わせて、建築会社(ハウスメーカー等)探しも始めましょう。
建築会社の種類
建築会社には、大きく分けて以下の3つがあります。
- ハウスメーカー
- 地元の工務店
- 建築設計事務所
- ハウスメーカー
-
ほぼ日本全国に支店や事務所を持ち、展示場展開などを行い、共通の工法や資材調達ルート、自社工場などを持ち、建築設計・施工・アフター管理等を総合的に行う住宅会社を一般的にハウスメーカーと呼びます。ハウスメーカーに明確な定義があるわけではありませんが、CMやインターネット等でよく宣伝を行っている、知名度が高い会社は、ほぼ「ハウスメーカー」と言ってよいでしょう。営業形態としては、ハウスメーカーが直接支店を構える場合もあれば、コンビニのように、フランチャイズという形をとり全国展開している場合もあります。
実際の印象は・・・?
まぁちゃん
私たちは、建築会社選びで「禁じ手」と呼ばれる、「いきなり展示場巡り」から始めてしまったのよね。
展示場内の雰囲気だけ見たくて、本当は10軒ぐらい回りたかったんだけど・・・。 ゆきぼう展示場を予約して来訪しようが、飛び込みで来訪しようが、必ず営業マンがついて説明してくれる。
おかげで、1軒回るのに1時間ぐらいかかって・・・しかも、住宅性能の部分とか、全く同じような説明を、会社を変えて二度受けるという・・(-_-;) まぁちゃん「これ、別の会社でも言ってたじゃん!」みたいなね(笑)
それにしても、展示場の営業マンは、提案力も含めピンキリだったよね。
いきなりの訪問だったから、その場で対応できる営業マンが対応するわけで・・。経験の浅そうな方もいて、説明も頼りない印象だったな。 ゆきぼう某ハウスメーカーは、展示場前を通る度に入口に立つおばちゃんが、「1分だけでも聞いてって!」みたいなこと言ってて。
絶対、1分で終わるわけないっつーの(苦笑) まぁちゃんこっちは、子どももいるのに・・。
あと、展示場で子どもにもらえる「おもちゃ」って、その会社の広告宣伝費から出ているものだから、その他、クオカードのプレゼントとか、目先のニンジンには惑わされないほうがいいよ。
・・て、そんな人いないか。 ゆきぼうとにかく、事前知識をもたないままの「いきなり展示場」は、リスクがいっぱい。
ハウスメーカーでは、最初に応対した営業が担当になるという不文律があるから、経験の浅く頼りない人がついてしまったら、その営業マンと家づくりを進めていかねばならない。
だから、ファーストコンタクトはとても重要だし、展示場のアポなし訪問は、あまりお勧めできないよ。
但し、展示場は、注文住宅のイメージや、できることの可能性を膨らませるには、もってこいの場所でもある。
行くなら、事前にアポをとって、仕事を複数常に抱えている優秀な営業マンに案内してもらうことをお薦めします。 まぁちゃん特に、新婚さんには、生活のイメージがしやすいので展示場巡りはいいかも。
カキ子てんじじょうって、ホテルみたい💛
こういうおうちにすめるの? ゆきぼういや・・・(笑)、展示場は、通常、みんなが建てる家に比べかなり大きいし、オプション費用をふんだんに使っているから、ホテルみたいにはならないかな・・(汗)。
まぁちゃんちなみに、私たちの建てたアイ工務店なら、頼れる相棒のせきさんを、紹介できます!東京近辺にお住まいの方は、下のボタンからお気軽にご相談ください♪
ゆきぼう東京近辺ではない方も、その地域の優秀な営業マンをせきさん経由で紹介可能とのことですので、ご安心を。
- 地元の工務店
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全国展開などは行わず、地域に根差した中小規模の建築会社。ハウスメーカーのフランチャイジー(下請け)になることもある。商品の研究や開発力、自社の認知力等ではハウスメーカーにはかなわないものの、CMや展示場等の出展を行っていないため、広告宣伝費が安く済む。その結果、ハウスメーカーと同規模の家を建てた場合、一般的には、工務店のほうが安く済むと言われている。
まぁちゃんちなみに、アイ工務店は「工務店」と名がつくけど、全国展開を行っている「ハウスメーカー」よ。
実際の印象は・・・?
ゆきぼう僕らが回った工務店は、ハウスメーカーのフランチャイジーでもあるところだったから、一概には比較できないけど・・・
東京ゼロエミ住宅(都の助成金制度)の新基準対応の家を作る、となったら、けっこうお高い見積りが出てきて(;^ω^) まぁちゃん提案と見積までもらった会社の中で、一番高かったよね。
ゆきぼう高性能もそうだけど、「お得に」「コスパよく」家を建てたいというのが、東京ゼロエミ住宅に挑戦した狙いだったから、それを目指すために割高になってしまうのは・・・、ちょっと厳しかったね。
まぁちゃん今思えば、東京ゼロエミ住宅新基準に完全対応するのが、ハウスメーカーでも難しいというから、資材調達とかエネルギー計算とかいろいろ大変だったんだと思うけど。
ゆきぼうあと、間取り提案を見たとき、申し訳ないけど少し物足りなさを感じたかな。
僕たちのような、「高性能住宅で間取りにもこだわって」といった欲張りなクライアントの場合、見積価格も含め、本領を発揮できなかった印象。 まぁちゃんそうね。工務店の良さは、やはりコスパのよさ。
性能や間取りなどこだわりが強くない方であれば、工務店さんの得意なやり方で建てることで、コスパのよい家が建てられると思います♬ - 建築設計事務所
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建築士が個人又は集団で営む設計事務所。建築士個人の力量がそのまま家づくりに反映される。建築士さんが全力で設計に携わってくれるので、施主の「やりたい!」が反映される可能性はもっとも高い。ただし、施主の趣向に合わせた設計を都度行うことになるため、資材調達費用はどうしても高額になりがち。
実際の印象は?
ゆきぼうネットで調べて良さそうだなと思った建築設計事務所1社にお伺いして、話を聞いたんだよね。
まぁちゃんそうしたら、ハウスメーカーでも坪単価最高価格帯のスウェーデンハウスより高い坪単価の事務所だった!!
ゆきぼうちょっと、単価120~130万円/坪は、手が出ませんでした。
FPさんの無料資産運用講座の受講も薦められたけど、、 まぁちゃん私たち本当に欲張りなので(笑)、「コスパよく建てられる」というのもハウスメーカー選定基準の1つだったから、具体的な提案をもらう前にあきらめました。
ゆきぼう設計事務所により多少のデッコミ引っ込みあると思いますが、僕たちのような、いろいろこだわりタイプが家づくりしようとすると、それがコストに跳ね返ってきてしまうかもしれません。事前に予算を明示したなかでプランニングをお願いしましょう。
- 総合力ならハウスメーカー、コスパなら地元工務店、設計重視なら建築事務所の印象
- 完成度の良し悪しは、担当営業マンの腕次第
- 「最初に対応してくれる営業マン=担当者」になるのでとても重要
- 自社の得意でない領域は「オプション対応」となり、コストに影響する



私たちは、以上のような検討を経て、「自分たちのこだわりポイントをコスパよく、トキパよく建てられるハウスメーカー」に絞って、具体的な提案と見積をもらうことにしたよ。



ここからは、ハウスメーカー選びのポイントについて、僕たちの経験を交えて話すよ。
選定の流れ
1⃣ 「家族の理想」を再確認
頭のなかに情報をインプットする
手順1でまとめた「家族の理想」をもう一度読み返してみましょう。
家づくりで自分たちが重視したい、取り入れたいポイントがまとめられています。
再度読み返して確認してみましょう。
変更した部分はアップデート
家づくりの検討を進めていくと、いろいろ知識も身についていきます。
そのなかで、「やっぱり気が変わった」「ここはこうしたい」といった、新たなこだわりポイントが出てくるのは、よくあること。
そういう場合は、どんどんアップデートしていきましょう。
但し、情報のアップデートが終わったら、「結局、自分たちの家づくりで何が一番大事なのか」「重視するポイントにズレがないか」をもう一度確認するようにしましょう。
2⃣ 自分たちの興味・優先順位に合致するハウスメーカーを検索
理想の再確認が終わったら、さっそくリサーチ開始!
ここで、「調べるのもめんどくさいから、展示場に行って夢いっぱい膨らませよう」の、「いきなり展示場」は、上でも書きましたように、あまりお勧めできませんでした。
【お勧めできない理由】
- 優秀な営業マンが担当につく可能性が低い
- 値引き等の特典が、他から入ったほうがお得
今は、インターネットで何でも調べられる時代。スマホ、PCを駆使して下調べをしましょう。
建築会社への相談は、「建てた人からの紹介(施主紹介)から入る」のが、一番お得です。
私たちがお世話になっているアイ工務店に興味があるのなら、私たち(アイ工務店で建てた施主)から紹介してもらうのがお得ですし、例えば、住友林業さんの家づくりに興味があるのなら、住友林業で建てた施主さんのブログを検索して、紹介してもらうのが一番です!
【施主紹介をお勧めする理由】
- 優秀な営業マンをつけてくれる
- 通常の契約特典からさらに、紹介特典がプラス



私たち、「施主紹介」制度を知らなかったので、展示場突撃とかインターネット請求とかから入ってしまったんです。。



いろいろ考えてみても、「施主紹介」から入ったほうがお得度は高かったなと思います。
でも、僕たちの場合は、アイ工務店の公式HPから展示場見学予約で入った結果、せきさんが担当についてくれたのでよかったですけどね。



「施主紹介」を利用するには、ハウスメーカーへの相談を一番初めに「施主」にする必要があって、インターネット一括請求や別の手段で自分の情報が会社側に知られているときは、適用外になってしまうこともあるのでご注意ください。
とにかくググる!
まず初めにやること。
GOOGLEで『(住みたい地域名) 注文住宅』で検索!です。
これをやると、メジャーなハウスメーカーだけでなく、地域に根差した工務店や設計事務所まで検索にヒットします。
とにかく、いろいろ調べて建築会社の知識を深めましょう。
ちなみに、上記の検索『(住みたい地域名) 注文住宅』に、「自分たちの重視するポイント」を加えてあげると、それを売りにしている建築会社に出会いやすくなります。
例)建築費用を抑えたい
「(住みたい地域名) 注文住宅 坪単価」
ここで「ローコスト」と入れなかったのには理由があります。「ローコスト」が売りのハウスメーカーというのは、『コストパフォーマンスを高めた結果、ローコストになった会社』というよりも、『標準仕様で建てられる範囲や設備、資材のスペックをよりお手頃な価格帯のものにすることで、トータルの建築費用を抑えた会社』が該当するケースが多いからです。
このような会社で、「なるべく低価格に抑えよう」と標準仕様のみで建てようとすると、できることの制約が多くなってしまうので、家づくりの満足度が上がりません。かといって、オプションを多用すると、そもそもローコスト住宅を選んだメリットが失われてしまい、ローコストでは建てられなくなってしまいます。
したがって、上記のように「坪単価」と入れて、コスト面での一覧比較できたほうが、コスパのよい建築会社も拾うことができ、有益な情報が得られるはずです。
少し、脇道にそれましたが、とにかく、GOOGLE検索を駆使して、その地域で建てられる、ハウスメーカー等の情報を入手しましょう。ちなみに、私たちが知識ゼロだったころの情報収集で参考になったのが、こちらです。
- HOME4U 家づくりのとびら
- SUUMO注文住宅
比較サイトを使うのはありだが・・・
GOOGLE検索をしていると、比較サイトやランキングサイトを見ることも多くあります。そのなかで、「一括資料請求サービス」ボタンをHP内の各所に配置し、ゴリゴリに推してくるサイトも目にします。
比較やランキングサイトは、情報収集において、こだわりポイントがランク付けされていることも多く、参考になります。
ただし、注意点もあります。
ランキングの根拠が運営者側の主観である可能性
要は、何か数値的根拠に基づいたものでない可能性があるということです。
民間調査会社ならまだしも、個人が運営するサイトなら余計です。
「あくまで個人が調査し、まとめたものである」ことを念頭に、見ることをお薦めします。



このブログも、僕たち個人が調査したり、体感したことのまとめですので、悪しからず。
「一括資料請求サービス」の話に戻りますが、実は、私たちも、注文住宅の知識0の時期に、一度利用させていただきました。こちらのサイトです。
townlife家づくり
一括資料請求サービスを利用する目的は、「ハウスメーカーの家づくり資料を比較検討のため紙でほしい」ということだと思います。
しかし、結果的に紙書類が送付されたのは1〜2社で、その後、複数のハウスメーカーより電話攻撃を受けました(笑)。
「こちらは、紙で資料が欲しかったのに・・」という納得いかない思いをしたため、結局、この一括資料請求サービスから、展示場見学などのステップを進めていったところは1つもありません。
ただ、この時、資料請求先の1つに、我らが相棒のアイ工務店もあったのです。
せきさんではない方でしたが、メールで丁寧、かつ、興味ある情報が鬱陶しくない頻度で送られてきていたので、その時から「よい会社だな」というイメージはありました。



やはり、印象は大事なんだね〜。
3⃣ 興味あるハウスメーカーを8社程度に絞り込む
興味あるハウスメーカーを直観で選ぶ
調べてみて「いいな」「ここはもっと知りたい」「展示場でモデルハウスをみたい」と漠然と思えるところがあったはず。
まずは、興味のある会社を挙げていきましょう。
好きなパターンを見つける
挙げていくうちに、「自分てこういうところに特色のある会社が好きなんだ」というパターンのようなものが見つかるはず。
ちなみに、パターンは1つで必ずしもなく、「木造」で「住宅性能がとてもよい」とか、「屋上庭園が得意」で「極力低コスト」など、複数でしかもそれぞれがリンクしないものもあります。
パターン別に分類し、パターンごとに「代表」を決める
上で見つけたパターン別に、ハウスメーカーを分類していきます。
それから、各分類のなかで、「ここは、見に行きたいな」と思える順にランク付けしていきます。たとえば、「高性能住宅の代表はコレ!」といったように代表を選んでいき、最終的に8社ぐらいまで絞り込みます。



ハウスメーカーのタイプ別に選出して代表を決めていくなんて、、
サッカー日本代表選考みたい・・



・・・(笑)
4⃣ 「施主紹介」から営業につないでもらう
紹介特典を利用する
「見学候補が決まったら、即展示場へGo!」
何度も書きましたが、この落とし穴にはまる前に、インターネットでそのハウスメーカーで建てた施主を見つけ、ブログなどから施主紹介の相談をしてみましょう。
ブロガーさんでしたら、大抵の場合、施主紹介をやっています。
アイ工務店でしたら、私たちも紹介できますので、よろしければご利用ください♫


「家族の理想」を送り、展示場見学アポをとる
施主紹介でつながった営業マンに、「家族の理想」をメール添付等で送り、自分たちがどんな家づくりをしたいのか、希望を事前に伝えておきましょう。
優秀な営業マンであれば、その内容を見て、どんな提案をしたら喜んでくれるか考えてくれるはずです。
展示場見学のアポ取りも同時に行いましょう。



なるべく、ランクの高いハウスメーカーの予定を優先して回るようにしよう。
5⃣ 展示場見学&要望を伝える
展示場のフィーリングを肌で味わう
いよいよ、展示場見学です。私の経験から考えると、「見学」と「営業マンからの説明」、そして「質疑応答」合わせて2時間は見ておいたほうがよいです。
ちなみに、小さなお子さんがいらっしゃる場合、大抵の展示場は、受付のお姉さんが相手をしてくれます。



アイ工務店は、この「お姉さん」がいらっしゃらないのです。
うちは、子どもがそこまで手がかからない年齢になってきていたから良かったけど、まだ手がかかる年頃のお子さんがいる場合は、ちょっと大変かもしれないです。
事前に営業さんと相談してみるのもお勧めです。



「お姉さん」の雇用にもコストがかかっているからなのだと思います。ここをどう捉えるか、ですね。
営業マンのフィーリングも大事
今まで、メールのみでのやり取りであれば、見学で初めて担当営業マンと話をすることができます。
実際に話をしてみて、「知識の深さ」や「信頼度、話の説得力」、そして「直観的に合う、合わない」など、いろいろなことを感じ取ってください。
担当営業マンとは、これから何度も打合せを行っていき、間取り等確定後も家の完成までお付き合いすることになるので、フィーリングや信頼できるかどうかというのは、とても重要です。



けっこう、これ大事ですよ。
「家族の理想」を口頭でも伝える
見学の際は、改めて、自分たちのやりたい理想について伝え、そのハウスメーカーが対応できるかどうかの確認をしましょう。



ハウスメーカーによっては、「うちじゃ対応できません」といったような態度をとるところもあります。多くの場合は、「やりたいこともりもりなのに、低予算」といったケースです。



うちも、ちょっとそれに近いところあったかもね(笑)
具体的な提案は待ってもらう
展示場を見学し、ひと通り先方の話を聞いたら、次は「提案」なのですが、その前にやらなければならないことがあります。
見学後に、8社からさらに絞ることです(6⃣の内容)。
8社から提案をもらおうとすると、それぞれの提案を聞きに行ったり、やり取りを行ったりと大変です。
また、ハウスメーカー側にも迷惑をかけることになります。



ハウスメーカーさんも、受注できるかもわからないのに、提案を考えなければならないから負担も大きいですよね。
したがって、展示場見学の段階では、よほど気にいって「ぜひ提案を聞きたい」と、即決できるところでなければ、具体的な提案の返事は一旦待ってもらうのが無難です。
6⃣ 具体的な提案を3〜4社にお願いする
ハウスメーカー選抜会議
8社から3〜4社にハウスメーカーを絞るために、家族で話し合いましょう。
見学にお子さんや、おじいちゃん、おばあちゃんなどが一緒に行かれていた場合、意見を聞いてみるのもよいでしょう。
展示場見学の印象は、そのときの営業マンの対応も含め、選考に影響を与えるものです。
子育て中だったり、仕事が多忙な場合、見学だけでも時間がかかってしまうかもしれませんが、なるべく短期間で回り終え、それぞれの印象について忘れないうちに比較検討するようにしましょう。
選抜ハウスメーカーに提案依頼をする
提案までお願いしたいハウスメーカーが絞れたら、早速、アポをとり、具体的な提案とお見積りの依頼を行いましょう。
このとき、展示場巡りをして、新たに「家族の理想」に取り入れたい要素が見つかった場合は、「追加要望」をしておきましょう。



追加要望をしたときなどの営業マンの対応も、チェックしておくとよいですよ。こちらがめんどくさい要望をしたときに、どのような態度をとるのか。
契約がとれた途端に、ぞんざいな態度に変わる営業マンもいると聞きますし、人間観察も重要です。
7⃣ 提案&お見積りをもらう
最大限の感謝を伝える
いよいよ、提案を聞く日。
展示場見学も、ある種のワクワク感がありましたが、この提案を受ける日もけっこうワクワクします。
但し、忘れてはいけないのは、例えば、4社に提案をお願いしているのであれば、3社の提案は採用されないということです。
家づくりのために、いろいろプランを練っていただいたことに感謝の気持ちを伝えましょう。
遅刻をしない
こちらも、当然のことですが、見学や提案を聞く際は、遅刻はしないようにしましょう。



これは、最低限の礼儀ですね。



・・・って、うちら遅刻してませんでしたっけ?(汗)
実は、私たち、渋滞にはまって遅刻してしまったことがあります。



そうでした・・・。
なるべく時間に余裕をもった行動を心がけましょうね(汗)
値引き交渉は控えめに
家づくりは決して安い買い物ではないため、誰しも少しでも安く契約したい、と考えるもの。
ただし、注文住宅の場合、関係を悪化させるような露骨な値引き交渉はNGです。
なぜなら、注文住宅は既製品と違うからです。
あまり執拗な値引きを行ったとしても、ハウスメーカーも赤字をしてまで請け負うメリットもないため、どこかでコストを削る「努力」を行います。
その「努力」が、施主側にとっては、好ましくないものである可能性もあるわけです。
良質な家づくりを望むのであれば、ハウスメーカーにもいい気持ちで仕事をしてもらえることが長い目でみると、お得な買い物につながるため、露骨な値引き交渉は避けるようにしましょう。
8⃣ 家づくりの「相棒」が決定!
じっくり吟味して決めよう
提案と見積がそろったら、再度家族会議です。「家族の理想」に照らして、いろいろな観点から比較しましょう。
大抵の場合、提案時点で「ここかな」という感触はあるものです。
但し、自分たちの条件整理のなかで、「やはり、こっちも」というのが出てくることも多いので、じっくり検討してみてください。
また、提案だけでなく、「お見積り」も決定に大きく影響を与えます。
どんなによい提案だったとしても、見積金額がべらぼうに高いのでは話になりません。



そうはならないように、事前に「予算はここまでで抑えたい」と要望をはっきり伝えておくことが大事です。



あと、提案後に結論を急がれるハウスメーカーさんもありますが(キャンペーンの適用が間に合わなくなる等)、ハウスメーカーの決定は、それ以上に大きな問題なので、事情を説明して待ってもらうようにしましょう。



ここは、営業さんとの「駆け引き」ですね。
お断わりの連絡は、一番丁寧なやり方で



僕たちの場合、ハウスメーカー選びは、せきさんの活躍もあり、アイ工務店で、ほぼ迷いはありませんでした。
但し、もう1社、営業マンの方がよい方で、断るのが申し訳ないと感じたところがありました。



たくさんの会社に提案してもらうと、その分、断る会社も増えるし、こちらも切ないです。やはり、提案は数社に絞ったほうがいいですよ。



お断りは、提案の感謝も込めて、電話でするのがマナーだと思います。
選定のポイント
ここからは、ハウスメーカーを選ぶときのポイントについて考えましょう。
決め手は「夢をどれだけ叶えられる提案になっているか」
① 「家族の理想」MAXな提案になっているか
事前に送付した「家族の理想」が、しっかり形になった提案であるかは重要です。
ここで、大事な条件の「お漏らし」があると致命的です。
また、ここで「いい意味での裏切り」提案があると、かなり印象もよくなります。
② 予算内に収まった提案になっているか
予算は、上限の+200万ぐらいに最低でも収まっていないと厳しいです。



ここから、間取りやインテリアを詰めていくなかで、「オプションの追加」で費用は上がりやすいですから。
また、「予算内」という条件を守ることが、そのハウスメーカーへの信頼につながります。
条件を守っていないと、今後の家づくりでも「想定外」のことが出てくるのではないかと不安になります。
③ 営業マンが信頼できるか
営業マンが信頼できないと、契約後に苦労することになります。



私たちの独断と偏見ですが、営業マンの「お勧めできる」「できない」をまとめてみました。
お勧めできる営業マン
- レスポンスが早い
- こちらの条件を漏らしていない
- 他社を悪くいわない
- 納得のいく説明ができる
やめておいたほうがいい営業マン
- レスポンスが襲い
- 条件の漏らしや、聞き取り違いが多い
- 他社を悪くいう
- 説明に説得力がない
まとめ
最後にものを言うのは「個の力」
注文住宅を建てられる建築会社の種類から、ハウスメーカー選定の流れやそのポイントまで見てきました。
建築会社選びを実際に経験してみて感じたことは、組織も勿論大事なのだけれど、それ以上に、担当する営業マンの提案力で家づくりは大きく変わるということです。



「提案力」 ・・・ 個の力
「コスト」「性能」・・・ 企業努力
まとめると、こういうこと?



そうだね。
「提案力」「コスト」「性能」この3つを高いレベルでバランスよく備えていたのが、今回僕たちが選んだ「アイ工務店」というハウスメーカーであり、せきさんなんだ。
以上、家づくりの相棒、建築会社選びについてでした。
アイ工務店の魅力については、別記事「アイ工務店を選んだ15の理由」をご覧ください。





また、家づくりのちょっとした悩みなど、私たちに聞いてみたいことがあれば、お気軽にご相談くださいね。

